「弁護士 古賀克重」の関与した裁判例

• 福岡地裁　平成19年2月1日判決判例タイムズ1258号・272頁/判例時報1993号63頁

  ギランバレー症候群の患者を航空機を利用して転送したことについて、転送時の呼吸管理に過失を認めて、患者から病院に対する損害賠償請求が認められた判決。

• 福岡高裁　平成17年12月15日判決判例タイムズ1239号275頁/判例時報1943号33頁

  内視鏡検査の前処置としてキシロカイン投与を受けた患者がアナフィラキシーショックにより死亡した場合、問診義務・観察義務・救命措置義務違反があったとして、患者遺族から病院に対する損害賠償請求が認められた判決。

• 福岡地裁　平成17年6月3日判決判例タイムズ1216号198頁

  盗難通帳と偽造印を用いた銀行預金の不正払戻しについて、銀行に過失があったとして、債権の準占有者に対する弁済としての免責が認めらず、預金者への全額支払いが命じられた判決。

• 福岡地裁　平成18年8月30日判決判例時報1953号11頁

  薬害肝炎訴訟において、国・製薬企業の責任を認めた判決。

• 熊本地裁　平成13年5月11日判決判例タイムズ1070号151頁/判例時報1748号30頁/訟務月報48巻4号881頁

  ハンセン病訴訟において、国の責任を認めた判決。

• 福岡地裁　平成12年4月28日判決判例タイムズ1028号254頁/判例時報1730号89頁

  福永法源らの勧誘行為の違法性が認められ、被害者から宗教法人法の華三法行らに対する損害賠償請求が全額認容された判決。

• 福岡地裁　平成21年1月27日判決

  印鑑のフランチャイズ契約において、勧誘時における本部の情報提供義務違反を認めて、3加盟店に対する加盟金・内装工事代金・ロイヤルティなどの支払いをそれぞれ認めた判決。

• 福岡地裁　平成22年6月21日判決

  夫と不貞行為を行って婚外子を出産した女性に対して、妻が不法行為に基づく損害賠償を行い、330万円という比較的高額な慰謝料を認めた判決。