福岡大学須加ゼミで講演会を開催
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福岡大学須加ゼミで講演会を開催
6月14日、福岡大学の須加憲子先生のゼミ生などを対象とし、薬害肝炎の講演会を行いました。
この講演会は、1年前から裁判を傍聴してくれている福岡大学の村上太郎君が、複数の先生に薬害肝炎問題を取り上げてくれないかと声をかけてくれたのがきっかけ。
その中で快く引き受けてくださったのが、民法の須加憲子先生でした。
須加先生は、6月1日の裁判期日にも多数の学生さんと一緒に傍聴した上で、本日の講演会を企画してくれたものです。
熱気の伝わる講演会
200人教室が満員で立ち見の学生さんもおられるなどすごい熱気。
聴講生の構成は、司法特別セミナー(民法)、2年ゼミ(民法)、3年(ゼミ・名誉・プライバシー)とのことでしたが、学内に幅広く声をかけており、「学内での掲示をみて興味を持って参加しました」という飛び入り参加の4年生もいました。
私がプロジェクターを利用して40分ほど、薬害肝炎問題の概要、背景、法律的争点などを説明。
続けて実名公表原告の福田衣里子さん、出田妙子さん、小林邦丘さんが被害実態を訴えました。
九州学生の会からも、九州大学の白濱君、井上君が参加してくれ、福岡大学の学生さんとエール交換する場面も。
講演が終了した後の座談会でも、活発な意見が飛び交いました。
「原告さんの話にむしろ勇気付けられました」
「TVの中の話と思っていましたが、こうやって身近な問題と知って良かった」
「先日福田さんのTVを生で見ていたので、福田さんに会えて嬉しかった」
「裁判、絶対に勝ってください」
須加先生、村上君、そして熱心に聴講してくれた福岡大学の皆さん、大変ありがとうございました。
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・高等学校における薬害教育について(厚生労働省)
・薬害問題に対する各大学の取組状況調査結果(文部科学省)