フィブリノゲン製剤の投与が新たに155医療機関・1009名判明、厚生労働省が6年ぶりに再調査
厚生労働省の調査で、薬害肝炎を引き起こしたフィブリノゲン製剤について、初めて投与したことが判明した医療機関が155施設にのぼり、新たに製剤投与の判明した患者が1009人いることが判明しました。
厚生労働省が12月16日に公表しました。
厚生労働省は2013年10月に書面調査を実施し、回答を集約していたもの。厚生労働省は2007年11月に調査を行い、厚生労働省ホームページに公表していましたが、今回の調査は6年ぶりに再調査を実施したことになります。
この間、厚生労働省は、薬害肝炎弁護団の求めに応じて、政府系医療機関に対する訪問調査も実施してました。
厚生労働省曰く「この間の訪問調査で得られた効率的な精査方法の知見を活用して、医療機関において、まだ確認がされていない診療録等を出来る限り精査」してもらったということです。
調査は、所在不明を除いた5677の医療機関を対象に実施。
過去の調査では「投与判明者なし」と回答していた医療機関の中から、155もの医療機関が、今回の調査で「フィブリノゲン製剤を投与されたことが判明した方がいる」という回答をしてきたものです。
なお今回の再調査で回答があった4119施設において、フィブリノゲン製剤投与した患者に告知した数は7666人、告知していない数は6461人、今後告知する予定は482人になっています。
調査を実施しても患者に情報が伝わらないと全く意味がありません。
少なくとも新たに投与を報告した155医療機関は、被害者に対して誠意を持って告知する努力を継続すべきですし、厚生労働省からも引き続き取り組みを求めていくべきでしょう。
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