学生の会とロースクール
5月7日、九州大学の内田ゼミで肝炎講演会。実名公表した薬害肝炎九州原告団の福田衣里子さん、出田妙子さん、小林邦丘さん、それに弁護団からも6名参加。20代の福田さんの話に学生は自分のことのように耳を傾けていました。
その後、グループに分かれて討議。
「誰も患者さんと同じ気持ちにはなれない。だけど共感して出来ることはあるはず。」
「法律を勉強しながら実際の裁判の当事者の苦しみを聞けて、考えるところがあった。」
「学生の自分に何ができるのか。何をすべきなのか。」
薬害HIV訴訟のときも学生の支援の動きが大きな世論のうねりを作るのに一役買いました。
ただそれは和解成立にいたる1年間が一番活動した時期。
薬害肝炎訴訟のように、訴訟の開始最初から学生が中心になって、訴訟支援を行うというのは初めてでしょう。「集団訴訟の支援」も、司法制度改革の動きを受け、大きく様変わりしつつあるのかもしれません。
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