福岡大学で弁護士と原告が講演
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福岡大学で講演
18年12月6日、福岡大学において、「薬害肝炎九州訴訟控訴審における法的諸問題」と題する講演を行いました。
九州原告団からは、山口美智子さんと小林邦丘さんが、九州弁護団からは、佐木弁護士と毛利弁護士が参加しました。
薬害肝炎訴訟は被害者に出産時の母親が多いこともあり、学生の関心も高いものです。
福岡大学だけでなく、九州大学、西南大学、久留米大学でも原告弁護団による講演を行いました。
5地裁判決が出そろい、国が薬害肝炎救済法を制定して前面解決した後も、薬害教育として各大学・高校・中学での講演を継続しています。
学生の感想
講演後、感想を寄せてくれた福岡大学の学生さんのお手紙を紹介します。
原告、弁護団、支援者の皆さん こんばんは。学生の会の村上です。
50名ほどの学生が集まってくれたように思います。参加してくれた学生さんはみんな真剣に講演を聞いてくれて、講演会後、「2月19日の福岡高裁第1回期日は行きます!」といってくれる学生も数名いました。
講演会は、佐木先生が訴訟の概要や争点、福岡判決の内容等を話してくださり、山口さんの被害実態、小林さんの支援要請、最後に、毛利先生のお話という流れで進みました。
最後に、講演会から慰労会まで出席していただいた福岡大学の行政法担当の先生は、この問題に非常に興味を持たれたようです。来年度のゼミ等で、取り上げてくれる気がします。一つの活動が、どこかでつながって、支援の輪が拡大していくとイイなぁと思います。
最後の最後になりましたが、お話いただいた山口さん、小林さん、佐木先生、毛利先生、本当にありがとうございました。また、木戸さん、清原さん、中西さん、井上君、大場君、下釜君、古荘君も参加していただき、ありがとうございました。
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