古賀克重法律事務所ブログ

福岡県弁護士会所属弁護士 古賀克重(こが かつしげ)の活動ブログです。

判例

ニュース判例医療・医療過誤

心拍数の適切な監視を怠り出生児に後遺症、愛知県の旧東海市民病院が9000万円で和解受諾へ

愛知県の旧東海市民病院(現在公立西知多総合病院)が9月11日、産科医療過誤訴訟において、9000万円の賠償金を支払うことで和解する方針を公表しました。 事案は、2008年5月、自宅で破水した妊婦が旧東海市民病院に入院しま

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ニュース判例医療・医療過誤医療安全

胃がん結果を見落とし告知せず男性患者が死亡、大垣市民病院が1500万円で示談

大垣市民病院が胃がん結果見落として1500万円を賠償  岐阜県大垣市の大垣市民病院が2015年8月31日、医師が患者の胃癌の検査結果を見落としたためにがんの転移・進行して死亡したとして、遺族との間で1500万円の賠償金を

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判例医療・医療過誤

産婦人科診療ガイドライン~産科編・婦人科外来編2014がそれぞれ公開

「妊娠出産」「婦人科疾患」の医療提供者向け診療ガイドラインが7月14日、それぞれMinds(マインズ)で公開されました。 ・妊娠出産「産婦人科診療ガイドラインー産科編2014」 産婦人科診療ガイドラインは2008年初版。

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ニュース判例弁護士・司法消費者問題集団訴訟

高齢者が500万円おろすと警察通報へ、福岡の金融機関が県警とタッグを組んで振込詐欺対策

福岡県内の銀行・信用金庫・信用組合が、65歳以上の高齢者が窓口で500万円以上を引き出す場合には原則として警察に通報する運用を開始しました。通報を受けた場合、警察官が来訪して直接事情を聞き取るようです。 福岡県警・福岡財

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判例医療・医療過誤法律相談

100歳の患者に食道ステント留置術を実施し死亡した場合、ステント留置術の適応が認められるとして請求を棄却した裁判例

100歳の患者に対して、食道の狭窄を伴う食道癌による食事の通過障害を改善するため、食道ステント留置術を行いました。ステント留置後、ステント留置部付近の食道壁から出血し死亡したケースにおいて、ステント留置術の適応が認められ

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ニュース判例医療・医療過誤少年事件

いじめ自殺訴訟で和解成立、加害者が遺影・位牌に合掌を条件に

群馬県の私立小学校において小学校6年生がいじめによって自殺したとして、遺族両親が加害少女と母親に対して損害賠償請求を求めていた訴訟で、和解が成立しました。 目を引いたのは遺影と位牌に頭を下げることを条件にしたという点です

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ニュース判例医療・医療過誤薬害肝炎集団訴訟

サリドマイド薬害訴訟解決から40年、いしずえが記念行事を開催

◆ いしずえが設立40周年 公益財団法人いしずえの設立40周年行事が11月22日、東京田町にて開催されました。 理事長挨拶に続いて被害者、厚生労働科学研究の研究代表者吉澤篤人医師(平成23年~25年度)、日ノ下文彦医師(

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ニュース判例医療・医療過誤医療ガイドライン弁護士・司法

国内初の「アナフィラキシーガイドライン」、日本アレルギー学会が公表

日本アレルギー学会が11月5日、「アナフィラキシーガイドライン」を公開しました。 このガイドラインは、世界アレルギー機構(world Allergy Organization: WAO)のアナフィラキシーガイドラインをベ

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ニュース判例医療・医療過誤

破裂脳動脈瘤に対するクリッピング手術中に瘤の再破裂をきたして死亡した患者に対する瘤の剥離処置・止血処置が争われた裁判例

◆事案 くも膜下出血で病院に搬送された患者(41歳・男性)が、翌日、前交通動脈瘤破裂と診断され、クリッピング術を受けました。その際、動脈瘤周囲の剥離操作時に動脈瘤からの再出血があり、出血の吸引操作をしながら止血のためのク

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