古賀克重法律事務所ブログ

福岡県弁護士会所属弁護士 古賀克重(こが かつしげ)の活動ブログです。

医療ガイドライン

判例医療ガイドライン医療過誤・医療ミス 救急医療学校事故 保育事故

幼稚園で4歳園児が昼食中に誤嚥窒息による重篤な後遺症を負い、園長らに適時に心肺蘇生法を実施しなかった過失を認めたさいたま地裁令和5年3月23日判決

事案の概要  幼稚園の年長組に所属していた園児(当時4歳)が、幼稚園での昼食時に、持参した弁当に入っていたウインナーを誤嚥して窒息し、低酸素性虚血性脳症等の重篤な後遺症を負ったという事故です。  園児らは、救護に当たった

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判例医療・医療過誤医療ガイドライン医療過誤・医療ミス 副作用医療過誤・医療ミス 循環器

慢性心房細動患者に対しワーファリンに代えイグザレルトを処方する際の過失を認めた東京地裁令和5年9月29日判決

事案の概要  慢性心房細動患者(当時85歳)は被告クリニックに通院して、20年以上、抗凝固薬であるワーファリンを服用していました。被告医師は、抗凝固薬をワーファリンからイグザレルトに切り替えることにして、令和3年10月2

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判例医療・医療過誤医療ガイドライン医療事故医療過誤・医療ミス 消化器外科

新潟県立新発田病院が2260万円で訴訟上の和解、腹腔鏡下早期大腸がん手術で膵管損傷し腹膜炎を発症し排泄障害が残存

新潟県立新発田病院が2260万円で訴訟上の和解  腹腔鏡を用いた早期大腸がん手術に際して、膵管損傷に起因する術後の腹膜炎を発症し70代の男性患者に排泄障害などが残存しました。 県立新発田病院は新潟地方裁判所の和解案を受け

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判例医療・医療過誤医療ガイドライン医療事故医療過誤・医療ミス 救急医療患者の権利最高裁判所福岡県弁護士会裁判官

医療関係訴訟運営改善協議会を開催、救急医療における医療水準について医師働き方改革もふまえて考える

◆医療関係訴訟運営改善協議会とは  医療関係訴訟運営改善協議会が2019年2月8日、福岡地方裁判所で開催されました。  裁判官、患者側弁護士、医療機関側弁護士、医療機関の医師、学者らが集い、医療を取り巻く現状を共有して理

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医療・医療過誤医療ガイドライン医療事故医療安全医療過誤・医療ミス 産科産科医療補償制度

陣痛促進剤による被害を考える会が結成30周年記念シンポジウムを開催~子宮収縮薬による安全は確保されているか

子宮収縮薬とは 無痛分娩による被害が大きく報道されるなど社会問題化しました。無痛分娩とは出産の痛みを麻酔で和らげることを目的にした医療行為。分娩時に痛みを感じたタイミングで硬膜外麻酔を行うなど、妊婦のニーズに応えるための

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判例医療・医療過誤医療ガイドライン医療事故弁護士・司法裁判官

医療界と法曹界の相互理解のための第9回シンポジウムが開催、診療ガイドラインの位置づけとは

医療界と法曹界の相互理解のためのシンポジウム 医療界と法曹界の相互理解のための第9回シンポジウムが東京地方裁判所で開催され、その議事録が判例タイムズ1439号にて公表されました。 このシンポジウムは平成20年から年1回の

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医療・医療過誤医療ガイドライン医療事故調査制度医療安全患者の権利

急性肺血栓塞栓症による死亡事故再発防止策を提言、医療事故調査制度の報告書より

急性肺血栓塞栓症に係る死亡例の分析が公表  平成27年10月に医療事故調査制度が導入されて2年が経過しようとしています。平成29年3月までの1年半の間に院内調査が終了して、院内調査結果報告書がまとめられたケースは330件

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判例医療・医療過誤医療ガイドライン

重症熱傷患者の転院義務違反を認めた宮崎地裁判決、一部勝訴のポイントと遺族の思い

宮崎地裁の一部勝訴判決  宮崎地裁が平成29年1月25日、重症熱傷患者の転院義務違反を認めて、被告の宮崎県(宮崎県立宮崎病院)に対して220万円の損害賠償の支払を命じる判決を下しました(一審で確定)。  原告代理人弁護士

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ニュース医療・医療過誤医療ガイドライン薬害肝炎

日本肝臓学会がC型肝炎治療ガイドライン改訂第5版を公表

日本肝臓学会が12月7日、C型肝炎治療ガイドラインの改訂第5版(5・2版)を公表しました。 ゲノタイプ1型に対するエルバスビル+グラゾプレビル併用療法臨床試験の結果が追加されています(48頁)。 これによると、ゲノタイプ

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ニュース医療ガイドライン厚生労働省薬害肝炎

B型肝炎ワクチンが10月にも定期接種化へ

B型肝炎ワクチンについて、厚生労働省が10月にも予防接種法に基づく「定期接種」にする方針を決めました。 B型肝炎ワクチンは、母子感染対策事業として、ウイルス感染している母親から生まれた新生児に接種する場合は、公的医療保険

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